“渡りきれない踏切”で男性死亡 待避スペースを間違えたか スマホ操作しながら踏切内へ 横浜市
「そこ(止まっては)ダメなんですよ」 「危ないです。そこダメなんですよ」 近くにいた人が遮断機を持ち上げ、出ようとした次の瞬間…男性が車いすから転げ落ちてしまいました。 「危ない!あっ!早く助けてやって。助けてやって」 記者 「大丈夫ですか」 この時、電車は踏切の手前で緊急停止していて、男性たちは助け出されました。 ◇ 近隣住民 「何回も助けたことある」 ──危険感じる? 近隣住民 「毎日」
警備員によると… 警備員 「(1日)5件くらいは、あるんじゃないですかね」 ──1日5件くらいは危ない? 警備員 「そう」 ただ、対策がなかなか進まない現状も。横浜市はこれまで町内会に踏切の廃止を提案してきたといいます。しかし、「踏切がなくなると、車両の行き来がしにくくなる」などという声もあり、話し合いは難航。そんなさなか、今回の事故が起きたということです。市は、引き続き町内会と協議し、対策を前に進めたいとしています。