おすすめはプリプリの「自家製えび雲呑」! 綱島で人気だったガチ香港料理店が麻布十番で復活(東京・麻布十番)
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毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
八十港(東京・麻布十番)
2024年4月、麻布十番駅から徒歩3分ほどの場所に本場の香港料理が味わえる「八十港」がオープンしました。もともと「八十港」は家族と日本に移住した店主の鄭氏が、2020年に綱島駅で開業。本場仕込みの味が人気となり高評価を得ていましたが、2023年6月に惜しまれつつも閉店。今回、鄭氏と同じく日本に留学や移住した香港の方々に、「第二の家」として料理を振る舞いたいとの思いから、再オープンとなりました。麻布十番が国際的な街でありながら下町の風情があり、まさに「香港」の雰囲気だったためこの場所に決めたそうです。
店舗は「八十港」と店名にあるように、80年代の香港を表現。80年代の装飾や街中の宣伝品などを並べ、日本で言えば昭和レトロなイメージで、店内に足を踏み入れるとノスタルジックな気分に。ネオンライトが賑やかな模造看板などに囲まれて、香港の屋台にいるような感覚で食事を楽しめます。客席はテラス席もあり全40席。
メニューが豊富で迷ってしまいますが、是非注文して欲しいのが「自家製えび雲呑」748円。ヒラメを乾燥させた大地魚という香港の伝統的な干物を使って出汁を作り、具はプリプリのエビを入れ、ボリュームのあるワンタンが店主のこだわりだそうです。好みのタレに付けて味わうもよし、麺と組み合わせてワンタン麺にして楽しむのもいいですね。 鹵水(るうすい)と呼ばれる、醤油、酒、砂糖をベースにさまざまな香辛料を加えたタレで煮込んだ肉や内臓も人気。こちらは「るうすい飯」1,485円や「るうすい麺」1,958円としても提供しています。
「香港ストリートフード4点盛」1,650円も見逃せないメニュー。魚肉焼売・カレー魚肉団子・腸粉ライスクリープ・鶏肉ソーセージの4種類が揃い、本場の味を堪能できます。