ドイツ税収、5月は前年比2.6%増 通年で4%増見通し
[ベルリン 20日 ロイター] - ドイツ財務省が20日に発表した月報によると、5月の連邦・地方政府の税収合計は前年同月比2.6%増の612億ユーロ(657億7000万ユーロ)となった。 一時的なベース効果で連邦レベルの歳入が押し上げられた。給与税のほか、利子やキャピタルゲインに対する定率源泉徴収税が増加した一方、売上税と法人税は前年から減少した。 1─5月では2.8%増の3223億ユーロとなった。 これを受け、今年の税収総額は4.1%増の約8640億ユーロになるとみられている。 経済全般については、5月に一部指標が横ばいとなったものの、主要指標は年内の緩やかな回復を一段と示唆していると指摘した。