【コスプレ図鑑】まさに鋼のリアリズム…あかほし『鋼の錬金術師』アルフォンス 質感まで再現した驚異の造形美
コスプレイヤーあかほしさんが『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のアルフォンス・エルリックのコスプレ写真をSNSに公開した。 【写真】筋肉痛になるほど頑張った!れな『鋼の錬金術師』メイ・チャン 168cmレイヤーを少女化した圧巻の〝コスプレ体術〟 光を浴びた金属鎧が放つ鋭い輝き。赤く光る瞳、そして細部にわたる丁寧な汚し塗装が織りなす圧倒的なリアリティー。背景を闇に包むことで金属の光沢を際立たせ、アルフォンスの存在感を完璧に演出している。 カメラマンのきさま氏(@_masaki_photo_)によって撮影されたこの作品。SNSに公開すると「スタジオかと思ったら池ハロ…?!質感もひしひしと伝わってきてカッコよすぎる…!!出来が良すぎてマジモンの鎧にしか見えません全く粗が無いですね最高すぎます」「写真もかっこいいけど現場で見た時もかっこよかったで!!」「かっけー!!!!!影!!光の当たり方渋すぎる!!」といった称賛の声が続々と寄せられた。 細部に至るまでこだわり抜かれたアルフォンスの鎧。金属で作られたといわれても納得のこの作品。その再現の裏側を、あかほしさんが語る。 「アニメや漫画のキャラクターを(二次元の物を三次元にする)にあたって、体型や大きさ、そしてリアルな質感を再現することにこだわりました。 素材はジョイントマット(スポンジ)にエナメル合皮を貼り付けることで金属感を表現。 二次元のキャラクターをそのまま三次元に起こすと不格好になるため、肩幅を広げ頭部を小さく見せるなど、錯覚を利用してバランスを取っています。 また、このキャラクターは身長2メートル以上の設定のため、18cmの高下駄を特注。転倒しないよう調整しつつ、関節の可動域にも配慮しました。 さらに、頭部はヘルメットのように被る形にし、首元から視界を確保するなどの工夫を施しています。 まだまだ改良の余地がありますが、いつか原作者様からお褒めの言葉を頂けるような完璧なコスプレを目指しています」 まるで錬金術で生み出されたかのような完璧な造形美。鋼の鎧が持つ無機質な冷たさと、内側に宿るアルフォンスの優しい心を感じさせる作品だ。 あかほしさんが注いだ情熱と技術は、まさに鋼のように揺るがぬ想いが形となったもの。きっとこれからもコスプレという旅を続け、さらなる高みへと昇華していくことだろう。 (コスプレ図鑑取材班)