<西園寺さんは家事をしない>「知ろうともしなかったから」 “娘”松本若菜&“母”高畑淳子のやりとりが話題に(ネタバレあり)
俳優の松本若菜さん主演で、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんも出演する火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系、午後10時)の最終回が9月17日に放送された。西園寺さん(松本さん)と、母親の美代子(高畑淳子さん)のやりとりがSNSで話題になった。 【写真特集】最高! 松本若菜&松村北斗&倉田瑛茉のハグ 最終回の名場面を振り返り
◇以下、ネタバレがあります
自分と楠見(松村さん)が隣に住んでいることを知りつつも、連絡をくれなかった美代子に、「普通連絡するでしょ。娘だよ! どうでもいいって思ったの?」と声を荒げた西園寺さん。すると美代子から「置いてきた家族に、自分から連絡するのは卑怯かなあと思って」と言われる。
美代子には、西園寺さんが大学生の頃、理由を告げずに突然家を出て行った過去があった。当時のことについて「私が嫌だったのは、やりたいことをやらなくなった自分。そんなたいしたことじゃないのよ。『ああ、映画館行きたいなぁ』とか『おしゃれしたいなぁ』とか」と振り返った美代子。
「でも母親だし家事しないとなぁって。だって私がやんないとお父さん困るし、娘達は悲しむし。だから、やりたいこと我慢して無理に笑ったりして。でも、不思議なもんでね、そんなことしているうちに、自分の中のやりたいことがどんどんなくなってくの。わかんなくなっちゃうの。そのうちにあんたたちも成長して、時間的にも余裕ができたときにはさ、もう何もないのよ、やりたいこと」と寂しそうに明かした。
そんなときに、現在の夫と出会ったという美代子。家を出てしまったことを詫びつつも、「でもどうしようもなかったの。あのときの私にはほかに選択肢なんてなかったから」と言って涙をこぼす。「唯一後悔しているのは、ああなる前に、お父さんやあんたや琴音(村川絵梨さん)にちゃんと言わなかったこと。『やりたいことがあるの。だから時間をちょうだい』って言わなかったこと。家族なのに、一番思いを伝えるべき相手のはずなのに」と続けた。