華岡青洲の偉業を伝えるCDの発表会/和歌山県紀の川市
世界で初めて全身麻酔による乳がん手術に成功した、和歌山県紀の川市出身の医聖・華岡青洲(はなおか・せいしゅう)の功績を後世に伝えるキャンペーンソングが完成し、10月18日、地元の児童による発表会が行われました。 今回発表されたキャンペーンソング「青洲先生ありがとう」は、1804年に華岡青洲が乳がん手術に成功して、2024年で220年となることから、一般財団法人青洲の里が企画しCDを制作したものです。 発表会には、紀の川市立上名手小学校の5・6年生の児童15人が参加し、集まった関係者らに歌を披露しました。 作詞は紀の川市在住で長年華岡青洲を研究している谷脇誠さん、作曲はかつらぎ町在住の音楽家・西林勝さんです。歌は華岡青洲の業績をわかりやすく盛り込んだ歌詞と、親しみやすいメロディで明るいイメージの曲となっています。 参加した6年生の居垣宗助くんと北林由羽さんは「華岡青洲先生のことを知ってもらうために頑張って歌いました。自分たちの歌がCDになるのはうれしい」と話していました。 今回発表された歌「青洲先生ありがとう」は、10月27日に紀の川市で行われる 「青洲まつり」でも披露される予定です。