【独自解説】一晩で最高額1000万円、支払いのために風俗…“ホスト沼”にはまる女性たち 裏に存在する接客マニュアル、売り掛けに規制は?国会でも議論
また、いわゆる「デート商法」というものもあります。「デート商法」とは、消費者が勧誘者に対して恋愛感情を持ち、両想いだと相手が信じていると知りながら、契約を締結しなければ関係が破綻する旨を告げ、契約を締結させる」ことです。ホストクラブでの借金が消費者契約法の要件に該当する場合は、取り消せる可能性もあるといいます。 Q.「消費者契約法」には、当てはめられますか? (亀井氏) 「これは、“統一教会”と同じ問題です。いわゆるマインドコントロールを受けた消費者の契約を取り消して、保護しようという規定なのですが、これは社会経験に乏しいということが前提です。恋愛をしているように思わせるという状況を立証させる必要があることと、法律だけではダメで、マインドコントロールを解くことが大事です」 Q.一定の年齢・収入でない人は売り掛けを禁止するなど、ホストクラブが自浄作用を働かせることはできないのでしょうか? (玄氏) 「本来は、そうあるべきです。私もオーナーや店舗、いろんなところに問いかけましたが、誰も耳を貸しませんでした。売り掛けがなくなると、極論で言えば7~8割の店舗の経営が厳しくなるでしょう」 Q.「売り掛け」を法律で規制するのは、難しいですか? (亀井氏) 「難しいです。売り掛けは代金の後払いで債権化するという法制度ですので、一般的に規制するのは非常に難しいと思いますから、ピンポイントで条例や特捜でやるなどしないと弊害が大きいです」 (「情報ライブ ミヤネ屋」2023年11月10日放送)
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