【独自解説】一晩で最高額1000万円、支払いのために風俗…“ホスト沼”にはまる女性たち 裏に存在する接客マニュアル、売り掛けに規制は?国会でも議論
なぜ、ホストにハマってしまうのでしょうか。玄氏が入手したノートには、「鎖をかける」「地雷を置く」という、「マインドコントロールするマニュアル」がありました。 まず、「鎖をかける」。これは、「〇〇ちゃんなら、いろいろ相談できる」「〇〇ちゃんって、俺だけを真っすぐ見てくれるから、嬉しい」など甘い言葉をかけることです。 そして、「地雷を置く」。これは、「すぐ怒らないで、話を聞いてくれる人はステキ」「好きな担当がいるのに、他店に行く女の子って最低だよね」など、ホストに嫌われる“地雷”を日常的に伝えることで、女性はホストに嫌われることを避けるために“理想の女の子”になっていくといいます。 Q.女性にとって、親切に相談に乗ってくれる唯一の人がホスト、ということもあり得ますよね? (玄氏) 「一番心を開いていたり、日常的に『おはよう』から『おやすみ』までLINEで送ってくれたりして、それで実際にホストクラブに行くと“リアルアイドル”じゃないですけど、隣に座って、真っすぐ目を見て悩み相談から入っていって、ちょっとアルコールが入ったら、一気にやられてしまいます」
また、玄氏が入手したノートによると、「使わず」「呼ばず」「煽らない」という「『アイドル営業』の3要素」というものもありました。 Q.テレビなどで活躍しているアイドルは絶対に手が届かないけど、すぐ身近にいてLINEもくれる“推し”を全力で応援したくなるということですか? (玄氏) 「体験入店から始まって、マニュアル通りにできるとは限りませんが、あの手この手でとにかく女性の関心を買います。まず絶対に怒らず、おしぼりを渡すときも下から上へそっと渡し、お姫様扱いするなど優しさに溢れた言動で、女性は『これだけ私を想ってくれる人は、この人しかいない』と精力的になってしまいます」
“伝票はラブレター”売り掛けを払うため風俗で働く女性たち
ホストにハマることで一番怖いのが、今問題となっている「売り掛け」です。代金を後日支払う“ツケ払い”のことで、会計の後払いを約束する青い売掛伝票は「青伝」と略され、「伝票はラブレター」「運命の青い糸」などと呼ばれているということです。
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