能年玲奈 今度は“腐女子役”に挑戦
東村アキコ原作の人気漫画「海月姫」(くらげひめ)が2014年冬に実写映画化、主人公で“腐女子”の倉下月海(くらしたつきみ)役を能年玲奈が演じることが、発表された。 「海月姫」は女性向け漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載中の人気作品で累計発行部数は270万部(1巻~13巻)。2010年にはテレビアニメ(フジテレビ)としても放送されている。“クラゲヲタク”で、イラストレーター目指して上京した主人公の倉下月海は、自分に自信が持てず、男性の前ではおどおどしてしまう。そんななか、女装が趣味の美男子の鯉淵蔵之介(こいぶちくらのすけ)らと出会い奇妙な友情関係を結んでいくなど、ヲタク女子の倉下月海を中心に展開されるストーリー。 主役を演じる能年は「どう演じれば見てくださる方に楽しんでいただけるか、今一生懸命考えているところです。私もクラゲを見るのは好きですし、あとウミウシも好きです。そんなところから入っていけたらいいのかな?と思っています。頑張らせていただきます」とコメント。 能年のほかには、女装が趣味の美男子、鯉淵蔵之介(こいぶちくらのすけ)役に菅田将暉。蔵之介の腹違いの兄の鯉淵修(しゅう)役に長谷川博己と個性豊かなキャストが脇を固める。 原作者の東村アキコは「実写化不可能と思っていたこの漫画が、最高のキャストでまさかの映画化!!びっくり&嬉しいです!!月海が能年さんに決まったと聞いたときは、(スタッフの)みんな、〆切を放り出して近所の赤提灯に乾杯しにいきました!!」と、国民的人気女優での実写化に興奮していた。 2014年12月に公開予定。