テレビ東京・長田常務「お越しいただいた」吉本興業側からの『おわび』明かす 今後のオファーに「決まっていることは何もない」
テレビ東京の石川一郎社長が28日、東京・六本木の同局で定例会見を開催した。 石川社長は60周年の1年を振り返り「まだ振り返る余裕がある状況ではないが全力疾走してきた1年」と周年の企画やドラマの好評、経済番組の強化について一定の評価を得たと胸をなで下ろした。一方、BPO審理入りした昨年3月28日放送の「激録・警察密着24時‼」についても「謝罪放送をするなどした。社内体制も問題点は見直して、新コンテンツに向けてチェックの態勢を築きつつある中、新しい出発のためにいろんなことをやった年だった」と話した。 また、性加害疑惑問題をめぐる裁判が終結したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)について、他局に吉本興業の幹部が説明に来訪していることを問われ、長田隆専務取締役は「テレ東にも幹部の方がお見えになって、ご説明と謝罪を受け取っております」と明かした。詳細について、「リリースと言いますか、取り下げを発表されましてすぐにお越しいただいた。(今後)何かありましたら、ご連絡いただけると思っております」とした。 今後のオファーの有無についても、「決まっていることは何もございません」。長田専務は「松本さんに関係してということではありませんが、ウイニング競馬で、ジャングルポケットの斉藤(慎二)さんがああいう形になりました。その際にも吉本の幹部の方がお越しいただいて、ご説明いただきました」と先月7日に吉本興業から契約解除された件にも言及し、「遺憾の意をきちんと表明しましたし、今後こういうことがないようにと、しっかりお伝えさせていただいていた。改めて、ウイニング競馬のことがありましたので、同じことをお伝えしました」と説明した。
中日スポーツ