PK献上のチェイス・アンリだが…シュトゥットガルト監督は責めず「今日のようなこともあり得る」「次はきっともっと上手くやるだろう」
失点につながらず
シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督はザンクト・パウリ戦でPKを献上したDFチェイス・アンリを責めることはないようだ。 シュトゥットガルトは21日のブンデスリーガ第15節でザンクト・パウリをホームに迎えた。この日ベンチスタートとなったチェイスは、前半の失点で1点ビハインドの状況のハーフタイムから、負傷した右センターバックのアントニー・ルオーの代わりに途中出場した。すると、51分には相手FWオラダポ・アフォラヤンを倒し、PKを献上。GKアレクサンダー・ニューベルがそのPKをセーブしたことで、20歳は失点関与を免れた。 そして、ヘーネス監督は0-1で落とした試合後の記者会見でこれまでの前半戦を振り返る中、そんなチェイスについても言及。「良かったところを次につなげたい。チャンスを生み出し、今日こそ奪えなかったとはいえ、ゴールを奪っていることには満足しているが、失点は減らさなければならないだろう」と課題を挙げつつ、「それらのシチュエーションではもっと決意、明確さが必要だし、その点は成長し、学ばなければならない」と指摘すると、チェイスについてはこう続けている。 「アンリを見ると1年ほど前は、今いくつかのブンデスリーガ戦を経験している半年間を振り返ることになると予想できなかっただろう。今日のようなこともあり得るということを受け止めなければならない。幸い失点につながらなかったが、次は彼もきっともっと上手くやるだろう」 なお、今夏に正式にトップチームに昇格したチェイスは今季公式戦19試合に出場し、そのうち11試合には先発出場。今月3日のDFBポカール3回戦のレーゲンスブルク戦で公式戦初ゴールを決めている。