この春植えたい多年草おすすめ7選【植えっぱなしでも毎年花咲く】手間いらずのナチュラルガーデンが叶う
「手間をかけずに、毎年花が咲く庭をつくりたい!」という方におすすめしたいのが、多年草です。 【写真7枚】ナデシコ、ヒューケラ、シバザクラなど「この春 植えたい多年草」 多年草とは、植えっぱなしでも毎年葉や花をつけて成長する植物のこと。1年で枯れてしまう一年草と比較して、植え替えの手間がかからず、毎年成長していく姿も楽しめます。 多年草の中には、冬に地上部が枯れてしまう植物もありますが、できれば冬も楽しめるお庭にしたいですよね。 そこでこの記事では、冬でも葉をつけている「常緑多年草」の中から、とくに育てやすく、これから植えられる「春植え」のものを7つご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
植えっぱなしでナチュラルガーデン!毎年可憐な花が咲く多年草2選
●ナデシコ(ダイアンサス) 花びらの先が細かく割け、細い糸をまとったような繊細な印象の花を咲かせるナデシコ。花期が春から秋までの約半年ととても長く、次々に花が咲く多年草です。 花色が豊富で、赤、白、ピンクなど優しい色が多いため、ナチュラルガーデンにぴったり。花持ちがいいので、切り花にして楽しむのもおすすめです。 日当たりと風通しのよい場所に植えると、花付きがよくなります。湿気に弱いので、乾燥気味に育てましょう。 ※参考価格:200~900円前後(3号ポット苗) ●ヒューケラ(ツボサンゴ) 初夏に、とても小さな釣り鐘型の花を咲かせるヒューケラ。こちらも花持ちがいいので、切り花にしてお部屋に飾れます。 ヒューケラの魅力は可憐な花だけでなく、カラフルで変化に富んだ形の葉。品種が豊富で、さまざまな色や形の葉と、花色の組み合わせが楽しめる多年草です。 日差しが強いと葉が焼けてしまうので、日陰で育てましょう。シェードガーデンの彩りにおすすめです。 ※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)
植えっぱなしで毎年花が咲く!グランドカバーの多年草3選
●シバザクラ シバザクラは春の終わりごろ、サクラに似た花を株いっぱいに咲かせます。ピンク・白・紫など、パステルカラーの花色で、サクラのじゅうたんを楽しめます。 日光をたっぷり浴びると、花付きがよくなります。蒸れに弱いため、乾燥気味に育てましょう。 比較的安価で、小さい苗を買ってもぐんぐん育つので、経済的。寒さに強く、寒冷地の屋外でも植えっぱなしにできる多年草です。※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗) ●マツバギク マツバギクはその名の通り、マツのような葉で、キクに似た花を咲かせる多年草です。初夏に咲く花の色や形は、品種によってさまざま。赤、黄色、オレンジ、ピンクなど、鮮やかな花色が多く、お庭のアクセントになりますよ。 多肉植物の仲間なので、花がない季節でも肉厚のぷっくりした葉を楽しめます。乾燥に強いため、玄関先のちょっとしたスペースやロックガーデンにもおすすめです。 日当たりと風通しのいい場所で、花付きがよくなります。水やりはほとんど必要なく、手のかからない植物です。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗) ●アジュガ 春から初夏にかけて、青紫やピンクの小さな花を穂状に咲かせるアジュガ。花がない季節はカラーリーフとして楽しむこともでき、品種によって葉色のバリエーションが豊富です。 湿った日陰を好むので、シェードガーデンのグランドカバーや彩りにおすすめ。控えめな主役にも、他の植物の引き立て役にもなりますよ。 暑さに弱く、寒さに強いので、寒冷地向きの多年草です。花が終わったあとは花がら摘みをすると、見栄えがよくなります。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)