メキシコGPのFP3で角田裕毅7番手!ローソン10番手でVCARB勢好調示す…トップはピアストリ&マクラーレン1-2|F1
2024年のF1第20戦、メキシコGPのフリー走行3回目が現地時間26日行われた。 現地メキシコシティは雲りのドライコンディション、気温17℃、路面温度33℃という状況になっている。 前日のFP2はピレリの新型タイヤテストだったため、セットバランスを合わせ込む機会としてFP3はいつも以上に重要となる。そんな状況下だったが、60分のFP3が開始となるも、多くのドライバーがトラックへとすぐさま出る展開ではなく、開始10分でタイムを出したのは20台中3台のみと、慎重な立ち上がりになった。 VCARB勢も開始17分が経過し、ミディアムを装着してようやくコースへと出ていった。トラック上はミディアムとソフト、装着コンパウンドはほぼ半々に分かれる。 折り返しの30分時点でのトップは1:17.447のカルロス・サインツがトップ。2番手チャールズ・ルクレールで、フェラーリ勢1-2となる。3番手ランド・ノリス、4番手オスカー・ピアストリと、マクラーレン勢3-4というタイム順になった。 残り22分、ユーズドのミディアムを履き続けている角田裕毅が1:17.834で周回し、この時点の全体3番手に浮上する。ソフトを除いたミディアム装着車としてはハース勢を0.4秒近く上回り、ダントツトップとなっている。 残り15分が迫るとほとんどのドライバーがソフトタイヤに履き替え、予選想定のフライングラップを行う展開となった。マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリが次々にトップタイムを塗り替え、残り10分で1:16.492のピアストリがトップタイムとなる。 角田も残り12分で新品ソフトを入れ、1:17.302をマークした。残り10分時点の5番手となっている。 セッション終盤に入ると多くのマシンがトラック上にいることから、トラフィック発生で上位勢のタイム短縮はほとんどなし。 結局ピアストリの1:16.492がトップのままで60分終了となった。2番手は0.059秒の僅差でノリスが入り、マクラーレン1-2となっている。3番手はトップから0.340秒落ちでサインツ。4番手マックス・フェルスタッペンとなった。 5番手ルイス・ハミルトン、6番手ルクレールと続き、角田はトップのピアストリから0.810秒差7番手となっている。FP1&2で角田は3番手と存在感を示したが、予選直前のFP3でも7番手と、ベスト・オブ・ザ・レストの位置で奮闘している。 8番手ジョージ・ラッセル、9番手ケビン・マグヌッセン、10番手リアム・ローソンというトップ10のタイム順だった。