米ボストンのローガン国際空港で地上走行するジェットブルー機＝２０１１年１月撮影

（ＣＮＮ）　米マサチューセッツ州ボストンのローガン国際空港で７日、米格安航空会社（ＬＣＣ）ジェットブルーの乗客が非常口のドアを開けて緊急脱出スライドを展開させ、駆け付けた警官に逮捕された。 写真特集：着陸時に絶景が楽しめる、世界の空港１５選 州警察の発表によると、同日午後７時半ごろ、ジェットブルーの便に乗っていた客が突然、降りようとして非常ドアを開けたとの通報があった。 ジェットブルーの説明によれば、機体が地上を走行している間に乗客が何らかの理由で翼上の非常口を開けたため、スライドが展開した。 この人物は周囲の乗客らが機内でただちに取り押さえ、州警察が事情聴取のために拘束した。警察によれば、この後起訴され、８日午前に現地の裁判所で罪状認否に臨む見通し。今のところ身元は公表されていない。 当局は暫定的な情報に基づき、単発の事件で公共の安全が脅かされる恐れはないとの見方を示した。 ジェットブルーは同日、米フロリダ州の空港に到着した便の車輪格納部から２人の遺体が見つかったと発表していた。