Xゲーム 四十住さくらが4位「悔しい貯金をして、うれしい涙を流せるように」
「Xゲーム・千葉大会」(22日、幕張メッセ) スケートボード女子パーク決勝が行われた。東京五輪金メダルの四十住さくら(第一生命保険)は76・00点で4位だった。日本人の母を持ち、パリ五輪金メダルのアリサ・トルー(オーストラリア)が優勝し、同じく日本人の母を持つスカイ・ブラウン(米国)は2位に入った。 四十住は1本目で全ての技を成功させ、76・00点をマーク。技の難度の上げた2、3本目は転倒したが、表情は晴れやかで「ブダペスト(で開催された大会)、五輪は泣いて終わっていて、今回は笑って終われるようにというのが一番の目標だった。楽しく滑れて良かった」と、充実した表情で振り返った。 今後の大会参加は未定。しばらくはスケートボード本来の“楽しむ”ことに比重を置いて板に乗る。「悔しい貯金をいっぱいして、うれしい涙を流せるように。楽しく、みんなと滑っていけたら」と先を見据えた。