「共働きが7割」の実態とは。共働きでも家事負担は夫が「114時間」妻「391時間」で偏りも
ジェンダーロールにとらわれない
制度や環境が整っても、自分たちの意識が変わらなければ、仕事と家庭の両立はできません。 ジェンダーロール=性役割にとらわれて、「女性(男性)はこうあるべき」という考えを自分や相手に押し付けていないでしょうか。 数十年前は男性が育児休暇を取るなんて考えられない時代でしたが、今は男性が育児休暇を取るのは当たり前になってきています。 ただし「表向きは」という前置きが入る程度に、まだまだ風当りが強いのが現状です。 女性が男性と同じように仕事を続けていくには、一人ひとりの意識を変えていく必要があるでしょう。 すべての人が希望に応じて、仕事でも家庭でも活躍できる社会の実現に向けて、まずは自分の意識を変えていくことから始めたいですね。
参考資料
・内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 令和6年版 全体版(PDF版)」 ・内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 令和5年版 全体版(PDF版)」 ・内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 令和4年版 全体版(PDF版)」 ・厚生労働省「育児・介護休業法について」 ・厚生労働省「育児・介護休業法、次世代育成支援対策推進法改正ポイントのご案内」 ・イクメンプロジェクト「育児休業制度とは|男性の育休に取り組む|育てる男が、家族を変える。社会が動く。」 ・厚生労働省「令和4年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」
石倉 博子