夫は1杯1200円するラーメンを週に2回は食べに行っています。週に2回は食べ過ぎな気がするのですがラーメン好きな人はそのくらい通うものなのですか? 健康面も心配です…。
ラーメン好きな人が頻繁に食べに行くと、家族は「さすがに多すぎるのでは?」と気になる方も多いでしょう。おいしいものを楽しむことは大切ですが、健康面だけでなく、お財布への影響も考えたいところです。 本記事では、ラーメンを食べる頻度や健康リスク、お金の面でも賢く楽しむ方法について解説します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
週2回のラーメン代はいくら? 気になる出費を計算
1杯1200円のラーメンを週2回食べに行くと、1ヶ月の出費は以下の通りです。 1200円 × 2回 × 4週 = 9600円 1年に換算すると、約11万5200円もの金額になります。多くの人は、意外と大きな出費と感じるでしょう。この金額があれば、家族旅行の費用や貯蓄、別の趣味にも使える可能性があります。もちろん、ラーメンは趣味や楽しみの一つですが、食費としてのバランスも考えたいところです。
健康面でのラーメンのリスク
ラーメンはおいしいですが、塩分や脂質が多く含まれているため、健康面への影響が心配です。 一般的なラーメン1杯に含まれる塩分量は6グラムといわれており、厚生労働省の「健康日本 21(第三次)」にある1日あたりの塩分摂取量について、20歳以上の男女の目標値である7グラム未満にほぼ達しています。さらに、脂質の多いこってり系ラーメンでは、カロリーが600~900キロカロリーに上ることも珍しくありません。 こうした食事が習慣化すると、高血圧や脂質異常症、生活習慣病(糖尿病や動脈硬化など)のリスクが高まります。週2回の頻度で続けていると、長期的には体への負担が心配です。
お金と健康を守りながらラーメンを楽しむ方法
お金の出費と健康のリスクを抑えつつ、ラーメンを楽しむ方法はあります。 1. スープを残して塩分をカット 塩分の大部分はスープに含まれています。スープを残すだけで、2分の1~3分の1程度の減塩ができます。 2. 野菜トッピングで栄養をプラス 野菜(ネギやもやし、キャベツなど)を追加することで、食物繊維、ビタミン、ミネラルを補給でき、栄養バランスが改善されます。スープや麺と一緒に食べることで、満腹感も得やすくなります。 3. 食べに行く頻度を週1回に減らす 頻度を減らすだけで、お金と健康の両方を守ることができます。例えば、週2回のラーメンを週1回に減らすと、ラーメンが1杯1200円の場合の1ヶ月の出費は4800円となり、1年で5万7600円の節約になります。浮いたお金は、家族のレジャーや将来のための貯蓄に回せます。 4. 家で健康的なラーメンを作る 自宅でラーメンを作ると、塩分や脂質を抑えられるだけでなく、コストも節約できます。市販のヘルシーな麺やスープを活用し、野菜や鶏肉をトッピングすれば、満足度も高まります。