【伊勢崎オート・GIシルクカップ】森且行はまさかの初日8着に「ビックリした」
伊勢崎オートのG1「伊勢崎市誕生20周年記念 第48回シルクカップ」は9日、開幕した。 森且行(50=川口)は初日4R、スタートでいい飛び出しを見せたが、スピードに乗れず8着と不発に終わった。「ビックリした。スタートしてからクラッチが滑った。前検から滑り気味で対策はしたけど、試走もレースも直らなかった。全開にならなかったし追いつかなかった」と振り返った。 クラッチが滑る症状とは「クラッチ板がしっかりかみ合ってなく動力が正常に伝わらない、ロスしている状況」と松尾啓史は解説する。エンジンパワーを生かし切れず初戦を終えた形だ。 レース後、同期の永井大介や有吉辰也と確認、調整に入った。それでも試走は3・31秒と時計は出ており決して状態は悪くなく、悲愴感が漂う状況ではない。「帰りたいなあ」とボヤキが出たが、〝三味線〟のようでしっかり手は動かしていた。2日目、逆襲の1着を目指す。
東スポWEB