【七夕賞】強気に逃げ切りを狙うセイウンプラチナ 横山助手「いつも放牧明けはグタッとする馬のようだけど…」
<美浦トレセン> OP入り初戦のセイウンプラチナはWコースで調整。横山助手は「いつも放牧明けはグタッとする馬のようだけど、2週前に乗った(原)優介が『一番いい』と言っていたほど。今回はチークピーシズを着用。バビットもいるけど、この距離ならこちらがハナに行けるのでは」と強気の逃げ切りを狙う。 アラタは金鯱賞5着以来4カ月ぶり。「脂肪がつきやすいタイプで欲を言えばもうひと絞りってところだけど、体調はとてもいい。相変わらず馬っ気が強いので、牝馬がいないのはこの馬にプラス」と吉田助手は顔触れを歓迎する。 レッドランメルトは、昨年のこのレースで見せ場十分の5着。軽視は禁物だ。「前走(エプソムC17着)は引っ掛かったし、参考外。ひと叩きして体が締まり、いい雰囲気になった。良馬場でうまく流れに乗れれば」と国枝調教師。 <栗東トレセン> リフレーミングは6歳春にしてOP入りを果たすと、福島民報杯Vに新潟大賞典5着。着実に力をつけてきた。今回の舞台では2戦2勝と好相性で、「条件自体はいい。切れる脚がひとつの武器だし、力は通用する。何とか勝ち負けの圏内にいってほしい」と吉田助手は好走を願う。 フェーングロッテンは、去勢明け初戦の小倉大賞典で5着と変わり身を示した。福島ではラジオNIKKEI賞勝ちの実績がある。宮本調教師は「順調にきています。ホルモンバランスも整ってきている。福島は勝っているしね」と力を込めた。 ダンディズムは昨年の福島記念で2着に好走し、4走前に白星を飾るなど年齢を感じさせない。「毎回、頑張って走ってくれている。馬場が雨などで少しでも荒れてくれれば」と野中調教師。稍重~重では【3・2・2・3】で、ひと雨降れば急浮上がありそうだ。