オーギュストロダン今年もキングジョージ参戦へ!オブライエン師はジャパンCにもあらためて言及
プリンスオブウェールズSでG1・6勝目を挙げたディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)の次走はキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、7月27日=アスコット)に決まった。4日、レーシングポスト電子版が伝えている。 管理するエイダン・オブライエン調教師は「オーギュストロダンはエクリプスSも検討しましたが、彼にはアスコットのキングジョージがいいと思うし、シティオブトロイをエクリプスSに出走させるべきと関係者で判断しました」とコメント。また、同紙はオーギュストロダンの父ディープインパクトが武豊騎手とのコンビで06年のジャパンCを勝っていること、エイダン・オブライエン調教師自身がジャパンCを勝っていないことを紹介。オブライエン師はロイヤルアスコット開催終了時にジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)に参戦する可能性を示唆していたが、あらためて、「ジャパンCの馬になるかもしれない。ブリーダーズカップはすでに勝っているが、もしかしたら、またブリーダーズカップに行くかもしれない」と秋の目標の1つとして、ジャパンCの名前を挙げている。 次走に予定するキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは昨年、英愛ダービーを連勝後に参戦し、1番人気で最下位10着に敗れたレース。大手ブックメーカーのウィリアムヒル社、パディーパワー社は同馬の単勝前売りオッズを2・5倍の1番人気に設定している。昨年の雪辱なるか、G1・7勝目となるのか、オーギュストロダンが次もワクワクさせてくれそうだ。