関商工高校の生徒が車のメンテナンス学ぶ JU岐阜中濃支部招き授業 岐阜県関市
自動車の仕組みについて第一線のエンジニアから学ぶ授業が関市の関商工高校であり、機械科の生徒が車のメンテナンス方法などに理解を深めました。 この授業は、高校生に自動車産業への関心を高めてもらおうと、JU岐阜(県中古自動車販売協会・県中古自動車販売商工組合)中濃支部が毎年行っていて、今回で10回目です。 授業では、会員ら約20人が講師となり、参加した機械科2年の生徒64人に車の仕組みや点検方法について説明しました。 生徒らはボンネットを開けた車を囲み、エンジンオイルの状態の確認や、空気圧の点検方法を学んだほか、ハイブリッド車や電気自動車の構造などについて実践を交えながら理解を深めました。 ※関商工高校 米倉啓斗さん 「今回の授業を受けて将来自動車関係の仕事に就いてみたいと思った」 ※JU岐阜 横山隆仁理事長 「産学連携の一環としたこの取り組みは10年になった。少子高齢化、若者の車離れ、人手不足など業界を取り巻く環境は厳しいが、車に触れることで車に対しての興味関心を深めていただき、将来の進路の選択肢の一つに加えてもらえたら幸い。こうした啓蒙活動を通じて今後の自動車産業の発展につながることを信じてこれからも続けていきたい」