マンU期待の若手ハンニバルはバーンリーへの完全移籍が決定的に チュニジア代表の21歳
当初はレンタル移籍の予定だった模様
マンチェスター・ユナイテッドに所属するチュニジアの至宝は今夏、クラブを去るようだ。 【画像】バーンリー行きが決定的となったハンニバル 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マンUに所属するチュニジア代表MFハンニバル・メイブリは英2部チャンピオンシップのバーンリーへ完全移籍することが決定したという。 マンUの下部組織出身のハンニバルは2021年にユナイテッドでプロデビューを果たすも、トップチームに定着するまでには至らず、22-23シーズンはバーミンガム・シティへのレンタル移籍。昨夏には再度復帰を果たすもまたしても定位置は確保できず、冬にはセビージャへ半年間のレンタル移籍していた。しかしセビージャでも出場は6試合に留まり、その間のスタメン出場は1回のみに。全体のプレイ時間も101分と出番はほとんど与えられず、不完全燃焼のままレンタル期間を終えていた。 そんなレンタル移籍を繰り返してきたハンニバルだが、今夏の移籍市場では完全移籍でマンUを去ることを決断。同氏よると、ハンニバルは当初、レンタルでのバーンリー加入が予定されていたが、マンU側が契約に売却条項も含めること、資金を早期回収することを条件に完全移籍に切り替えたという。 未だ21歳と伸び代は十分に感じさせるハンニバル。英2部チャンピオンシップでそのポテンシャルを開花させることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部