米THRの音楽編集者が選ぶ2024年の洋楽ベスト10を紹介!
米『ハリウッド・リポーター』の音楽編集者が2024年のお気に入りの洋楽10曲を厳選! 米THRの音楽編集者が選ぶ2024年の洋楽ベスト10を紹介! 1年のお気に入りの曲を選ぶ際には、シャワーを浴びたり料理をしたりしながら、大音量で聴きたいと思った曲を思い出してみるといいかもしれない。掃除のやる気を引き出してくれた曲は?運動を少し楽に感じさせてくれた曲や、渋滞を気にならなくさせてくれた曲は? この記事では、そうした出来事を乗り越える手助けとなった曲をリストアップ!
1.ケンドリック・ラマ―「Not Like Us」
「Not Like Us」は、当初ドレイクを批判した曲として始まったが、世界的で多彩なアンセムへと進化し、称賛されるべき作品となった。作詞は鋭く、ビートは圧巻の仕上がりだ。この楽曲の素晴らしさは、このラップ界の神にもう一つピューリッツァー賞をもたらしてもおかしくないほどである。
2.ビヨンセ Feat. マイリー・サイラス「II Most Wanted」
クイーン・ビーの隣に立つのは誰にとっても簡単な事ではないが、「II Most Wanted」でサイラスは堂々とその存在感を示している。この曲がマイリー・サイラスからビヨンセに持ち込まれたと知れば、さらに彼女の才能に感謝したくなるだろう。 それはまさに贈り物のような曲だ。カントリー、ロック、ポップの要素が見事に融合したデュエットであり、どちらのアーティストにも相応しいジャンルを駆使している。この曲を聴くと、二人のソロ作品も、再び共演する楽曲も期待せずにはいられない。
3.ティナーシェ「Nasty」
この曲がグラミー賞で1つもノミネートされなかったという事実は、正直言って「意地悪」としか言いようがない。「Nasty」は洗練されたトラックで、リズム感がなくても体を踊らせずにはいられないほどの魅力がある。自信に満ちた成熟したティナーシェを見事に表現しており、「彼女のセクシーさに匹敵する存在はいるのか?」という問いを投げかける。少なくともダンスフロアでは、その答えは「いない」だろう。
4.チャーリー・XCX「360」
今年はチャーリー・XCXの年と言っても過言ではなく、「360」はその地位をさらに確固たるものにした。攻めた姿勢と大胆さが光るエレクトロニックな名曲で、印象的なフレーズが満載だ。彼女の言葉に偽りはない。