【アルゼンチン共和国杯】東京コースの安定感と実績を評価 東大HCの本命は目黒記念3着のクロミナンス
ハンデ重賞も上位人気が強い
<アルゼンチン共和国杯 人気別成績> 1番人気【4-1-1-4】勝率40.0%/連対率50.0%/複勝率60.0% 2~3番人気【5-0-7-8】勝率25.0%/連対率25.0%/複勝率60.0% 4~6番人気【1-8-1-20】勝率3.3%/連対率30.0%/複勝率33.3% 7~9番人気【0-1-1-28】勝率0.0%/連対率3.3%/複勝率6.7% 10番人気【0-0-1-70】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率1.4% 人気別成績についても軽く触れておく。アルゼンチン共和国杯は堅く決まることが多い重賞であり、ここ10年の勝ち馬はいずれも6番人気以内、2着馬は7番人気以内だ。 馬連の最高配当は7010円(22年、6番人気-5番人気)にとどまっている。3着も8回(同着があるため9頭)は4番人気以内で、3連複配当が4000円を超えたのは3回だけ。買い目はかなり絞る必要がある。 なお7番人気以下から好走した3頭は定量戦と比べて2kg以上軽いハンデで、しかも東京芝2400mの3勝クラスで3着内の実績があった。やはりタイセイフェリークが狙えそうだ。
初重賞タイトルへ
◎クロミナンス 東京芝1800mの3勝クラスを勝ってOP入り。その後は距離を延ばしながら重賞で3連続好走中。7歳ながらキャリア13戦で今が最も充実している。 目黒記念は勝ち馬とタイム差なしの3着。東京芝は【2-1-2-1】で全て4着以内と大崩れなし。今回も安定感を発揮してくれるはずだ。 ◯サヴォーナ 昨秋以降、3000m級の2戦を除いて掲示板を外しておらず、日経新春杯では後のGⅠ馬ブローザホーンの2着。オールカマー4着という実績も評価できる。 栗東所属馬で東京コースの経験は芝2400mの青葉賞とゆりかもめ賞のみ。ゆりかもめ賞はその後青葉賞を勝ってダービー2番人気になったスキルヴィングの2着があり、不安材料とはならない。 ▲タイセイフェリーク 前走東京芝2400mという好走データに唯一該当する馬。斤量も最軽量の52kgと恵まれた。格上挑戦での重賞出走で力不足の印象はあるが、軽ハンデに加えて展開も味方すれば馬券絡みはある。 以下セレシオン、マイネルウィルトスまで印を回す。馬券は◎軸の3連複で勝負する。 ▽アルゼンチン共和国杯予想▽ ◎クロミナンス ◯サヴォーナ ▲タイセイフェリーク △セレシオン ×マイネルウィルトス 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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