ダルビッシュ、三重殺に「ネクストに大谷くん…本当にベストな終わり方」PO進出決定には喜び控えめ「目標は地区優勝」ドジャースとついに2差
◇24日(日本時間25日) 大リーグ ドジャース2―4パドレス(ロサンゼルス) プレーオフ進出を決めたパドレスのダルビッシュ有投手はドジャース戦後、控えめに喜んだ。「複雑な気持ち。ドジャースを追いかけている段階。自分たちの目標はディビジョンの優勝。ひとまずうれしいが、明日にまだ集中が向いている」と語った。 ◆大谷翔平の前で…まさかのトリプルプレーで敗戦【動画】 「トリプルプレー」を完結させてプレーオフ決めたのはメジャー史上初。ダルビッシュは9回土壇場の場面を振り返り、「ネクストに大谷くんがいたし、最近の調子を考えてもちょっと怖いなというところもあった。トリプルプレーが本当にベストな終わり方」と振り返った。 自身はけがや個人的な事情での制限リスト入りなど長期離脱を余儀なくされるなど難しいシーズンを送った。「自分はいろいろあったが、こうやって現場に戻ってきてまた野球ができるという喜びを感じている」。 このドジャースとの天王山の登板はない。だが、常日頃から「ドジャースに投げたい」と話すダルビッシュはシーズンを終えた後のさらなる大舞台に目を向ける。「次、ドジャースに投げるとしたら、プレーオフの試合。そこで投げるのを楽しみにしたい」と力を込めた。
中日スポーツ