井手翔太がST1000にチャレンジ、ST600は伊達悠太と堀井颯太。AKENO SPEEDが2024年の参戦体制発表
AKENO SPEEDが2024年シーズンの参戦体制を発表した。エースライダーとして成長した井手翔太が全日本ロードレース選手権シリーズST1000クラスにスイッチ。ST600クラスには、伊達悠太が継続。新たに堀井颯太が加入し2台体制で臨む。MFJカップJP250には、津田雄飛が引き続き、岡田陽大が新加入し、ヤマハYZF-R3スカラシップでR3 World Cup参戦を目指す。 【写真】2023全日本ロード:井手翔太(AKENO SPEED) 「今年もアケノスピードからレースに参戦できるのは、チーム、YAMAHA様、スポンサー様、応援してくださる皆様のおかげです。心より感謝しております。新たにST1000クラスに挑戦する事になりました」と井手。 「新しいクラスでの自分自身の走りに今からワクワクしています。もちろん初戦から優勝を狙い、皆様に楽しんでいただけるレースをできるよう精一杯の力でチャレンジします。ご声援よろしくお願いいたします!」昨年は、ST600クラスで開幕戦と最終戦で優勝しランキング3位となった。ST1000クラスをかき回す存在になれるか!? 伊達は「今年はチャンピオンを獲らないといけないシーズンだと思っています。このオフシーズンもフィジカルをメインに、開幕から勝つための準備をしてきています。まずは1勝を挙げ、最終的にチャンピオンになれるよう全力で頑張ります。今年も応援よろしくお願いいたします」とコメント。チームでは3年目となるだけに勝負のシーズンと位置付けてタイトル獲りに挑む。 そして新加入の堀井は「全日本初参戦なのでライバルに負けないように準備を進めています。AKENO SPEEDの名に恥じぬようしっかり結果につなげられるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします」と全日本デビューに向けて気合いを入れている。 稲垣誠監督は「今シーズンも全日本ロードレース選手権に参戦できるのはYAMAHA様、スポンサーの皆様のおかげです。心から感謝しております。今シーズンは5人体制で挑みます。井手は新たにST1000に挑戦します。ST600での経験を活かして開幕戦から優勝を狙います。伊達はST600を継続、初優勝、チャンピオンを獲りに行ってもらいます。新加入の堀井は全日本初参戦ということもあり、初年度は経験の年だと思いますが3人共、初戦となるもてぎから全力で戦います。JP250には去年に引き続き津田雄飛と新加入の岡田陽大を起用。2人ともチャンピオン目指して全力で戦います。AKENO SPEEDの応援を今シーズンもよろしくお願いいたします」と語った。 稲垣監督がライダーとして活躍し、若手ライダーを育て全日本ロードのトップチームとしての地位を築き上げたAKENO SPEED。三重県伊勢市を代表するレーシングチームとして、2024年シーズンは、さらなる活躍に期待が集まるところだ。 [オートスポーツweb 2024年02月13日]
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