ゴーヤーの大敵 沖縄本島で今年3月に初確認されたセグロウリミバエを一斉防除 今帰仁村・沖縄
ゴーヤーなどに大きな被害をもたらす「セグロウリミバエ」の一斉防除が、沖縄本島北部の今帰仁村で行われました。 セグロウリミバエは、ゴーヤーやスイカ、キュウリなどのウリ科の植物に寄生して食害をもたらす害虫で、沖縄本島では、今年3月に北部の名護市で初めて確認されました。 スイカの一大産地、今帰仁村で今月25日、セグロウリミバエの一斉防除が行われ、農家や行政関係者などおよそ150人が、卵や幼虫が潜む可能性のある廃棄された作物や雑草を深さおよそ3メートルの穴に埋めて処分しました。 セグロウリミバエは本島中部でも確認され、生息域を拡大している事から、沖縄県では、農家や家庭菜園をしている人たちに、繁殖の温床となる廃棄作物などを放置せずに、適切に管理するよう注意を呼び掛けています。
琉球放送