監督になれるイナズマイレブン 必殺技を使ってシュートを決めろ!【TGS2024】
東京ゲームショウ2024(TGS2024)で、「イナズマイレブン」シリーズの最新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』を体験してきた。本作で新たに導入された「監督AIモード」で、試合中、選手に指示をしまくり見事勝利をおさめた。 【関連画像】監督AIモードで、攻撃ルートを「中央」にするよう指示を出した場面。指示を出すと選手が「OK!」と答える TGS2024の展示ホール5にあるレベルファイブのブースに、黄色を基調としたスタンド席が広がる――。 スタンドにいる大勢の観客に応援、見守られながら試遊できるのが『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』。「イナズマイレブン」シリーズの最新作だ。 本作では自分自身のアバター作成や、キャラクター同士の関係性・個性などを自由に設定できる機能など、過去シリーズにはない新しいシステムが多数搭載されている。 試遊では新システムの1つである「監督AIモード」を試すことができた。監督AIモードは、監督として戦略や戦い方を選手に指示するモードだ。試合中はコマンドを選択するだけでOK! なお、試合中は任意のタイミングで「選手操作モード」に切り替えることができた。 筆者は攻撃的なサッカーが大好きだ。攻めこそ最大の防御。監督として、ディフェンスラインは上げるよう指示。 筆者は普段、コントローラーを使ったゲームをあまりしない。そのため前半は、画面とボタン操作の書かれた紙を交互に見ながらプレー。 この無欲さ(?)泥臭さ(?)が奏功したのか、いつの間にか1点を取ることができた。前半20分過ぎのことだった。 「タクティクス」という必殺技を使ってゴールを決めたのは覚えているが、恥ずかしながらどうやって必殺技を出したかは覚えていない。 ●前半は1-0で折り返しへ ボタン操作に慣れてきた後半。せっかくなので選手を1人交代して、後半キックオフ。 攻撃的なサッカーを続けていたが、相手(COM)もばかじゃない。後半10分過ぎ、必殺技を使って1点を許してしまった。 引き分けでは面白くない。ゲームは楽しむことが大事だが、勝つともっと楽しいことも知っている。筆者に火が付いた。が、遅かったのかも……。 細かなパスで安全にラインを上げる。1対1で対峙(たいじ)する場面では、相手の動きを読めるようにまで成長。後半20分過ぎには勝ち越しゴールを決めた。 そこからは見事守り抜き、2-1で勝利を収めた。 今回はバタバタしてしまい、選手操作モードは試せなかった。だが、監督AIモードだけでも十分イナズマイレブンの世界観を楽しむことができる。 むしろ本作で初めてイナズマイレブンシリーズを体験するユーザーなら、監督AIモードがおすすめだ。指示を出した後、ある程度俯瞰(ふかん)でゲームを見ることができるため、世界観に浸りやすいと感じた。 (文/松野 紗梨、写真/木村 輝) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
松野 紗梨