山下美夢有、日本勢トップの2位 逆転でパリ五輪代表へ/全米女子プロ
全米女子プロ選手権最終日(23日、米ワシントン州・サハリーCC=6638ヤード、パー72)首位に2打差の2位から出た山下美夢有(22)=加賀電子=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算4アンダーの2位で終えた。単独首位から出た梁熙英(34)=韓国=が72で回り通算7アンダーでメジャー初優勝。5位で出た渋野日向子(25)=サントリー=は73で回って通算2アンダーの7位。この日唯一の60台となる67をマークした西郷真央(22)=島津製作所=も7位に入った。 今大会終了後の世界ランキングに基づく五輪ランキングで各国原則二枠のパリ五輪代表が決定。日本勢は「全米女子オープン」を制した世界ランク6位の笹生優花が大会前に当確しており、残り1枠の出場権をかけた戦いに注目が集まっていた。前週まで世界ランク22位だった山下が2位に入った一方、同20位の古江彩佳は今大会19位、同21位の畑岡奈紗が予選落ちに終わったため、日本勢4番手だった山下が2番手に浮上することが確実になった。