来月1日、J1昇格プレーオフ準決勝 V長崎「リーグ戦の借りを返す」 仙台「考え過ぎず全員で戦う」
サッカーのJ1昇格プレーオフ(PO)は12月1日、準決勝2試合が行われ、V・ファーレン長崎は午後1時5分から長崎市のピーススタジアムでベガルタ仙台と対戦する。28日は両チームの監督、選手代表がオンラインで会見に臨み、決戦に向けて意気込みを語った。 V長崎からは下平隆宏監督、秋野央樹主将、仙台からは森山佳郎監督、郷家友太副主将が出席した。下平監督が「V長崎はホームで仙台にやられるなど、リーグ戦で勝てていない。ピースタで借りを返す」と決意を口にすると、森山監督は「長崎は警戒するところが多過ぎる。だからこそ、考え過ぎず全員でハードワークして戦いたい」と応じた。 V長崎はPOが実施されなかった2020年が3位、21年が4位とJ1昇格へあと一歩のシーズンが続いた。秋野主将は「目の前に昇格のチャンスがある。最高の結果を得るにはV長崎を応援してくれるみんなの力が必要。ピースタで最高の雰囲気をつくってほしい」とサポーターに後押しを呼びかけた。郷家副主将は「仙台からも2000人が応援に駆けつけてくれると聞いている。勝って喜びを分かち合い、仙台に勝ちを持ち帰りたい」と闘志を燃やした。 今季のリーグ戦の対戦成績はV長崎の1分け1敗。順位はV長崎が3位、仙台は6位でPO進出を決めた。引き分けの場合は年間順位が上位のチームが勝ち上がるため、V長崎は引き分けでも決勝に進める。