電動キックボード事故 重体だった75歳男性が死亡 免許不要の手軽さに潜む危険【長崎】
ことし10月、長崎市で「電動キックボード」に乗って走行中に転倒し、意識不明の重体となっていた75歳の男性が亡くなっていたことが分かりました。 【写真を見る】電動キックボード事故 重体だった75歳男性が死亡 免許不要の手軽さに潜む危険【長崎】 この事故は、10月30日の午後1時半頃、長崎市片淵5丁目の片側2車線下り坂の県道で、75歳の男性が「電動キックボード」の側で意識不明で倒れているのが見つかったものです。男性は重体で病院に搬送され、治療が続いていました。 警察によりますと、男性は今月15日、重症頭部外傷のため亡くなったということです。 男性は《座席が付いたタイプ》の電動キックボードに乗っており、下り坂を走行中に転倒したとみられています。近年、若者だけでなく、高齢者の新たな移動手段としても注目されている「電動キックボード」については、去年の法改正で、条件を満たせば《免許不要》で車道も歩道も走行できるようになっており、手軽さの反面、その危険性が指摘されています。
長崎放送