【鳴尾記念・人気馬大敗のナゼ】3番人気ニホンピロキーフは12着 田口「4コーナーでは反応がなかった」
[GⅢ鳴尾記念=2024年6月1日(土曜)3歳上、京都競馬場・芝内2000メートル] 単勝3番人気6・6倍の支持を集めたニホンピロキーフ(牡4・大橋)はブービー12着に敗れた。 外枠から先手を主張したものの、逃げたバビットを含めて内からライバルがポジションを取りにいったため、1角で外々を回る展開に。道中は外に壁をつくれず、やや行きたがるそぶりも見せた。勝負どころから鞍上がゴーサインを出したが、最後までエンジンがかからず伸びを欠いた。 田口は「スタートで出して行った分、力んでしまいました。4コーナーでは反応がなかったです。また次に頑張ってくれると思います」と前を向いた。 2000メートルにおける戦前の持ち時計は2分00秒8だっただけに良馬場で1分57秒2の高速決着がこたえたか。3着に食い込んだ前走のGⅡマイラーズCは稍重だっただけに、適度に時計がかかる馬場での反撃に期待したい。
東スポ競馬編集部