『海のはじまり』第6話で驚愕の展開 遂に明かされた、古川琴音演じる水季が出産を選んだ理由
Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTVドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の第6話が、8月5日に放送された。物語は、出産間近の水季(古川琴音)が母の朱音(大竹しのぶ)と会話しているシーンから始まる。実家には帰らず、一人で産み、一人で育てると主張する水季に、朱音は「あんたみたいな甘いペースの子は、一番子育てに向いてないの」と一刀両断。だが水季も、「お母さんは?向いてた?子育て」と切り返す。子育てに向いている/向いていない母親なんて誰もいない。気がつけば皆ちゃんとお母さんになっている…ということを、このドラマはオープニングから提示する。(以下、ドラマのネタバレを含みます) 【関連写真】ドラマ『海のはじまり』より夏(目黒蓮)&海(泉谷星奈) そして、ドラマは現代パートへ。海(泉谷星奈)と一緒に過ごすために、休暇を利用して南雲家で生活することになった夏(目黒蓮)。弥生(有村架純)に教えてもらった三つ編みの成果を出そうと、僕が髪を結います!と自信満々に手を挙げるものの、彼女のリクエストはまさかの編み込み。結局、朱音が夏の髪を結うことになる。だが彼のひたむきな努力は、海と朱音にしっかりと届いていた。 そして夏は海と一緒に、かつて水季が暮らしていたアパートに向かう。そこに登場する大家さん役が、まさかの岩松了!『時効警察』や『大豆田とわ子と三人の元夫』で知られる、名バイプレイヤーだ。写真屋の店主役(第4話)として山崎樹範が登場したときも感じたが、このドラマはゲスト出演陣も演技派ばかり。安心感・安定感のあるトーンを作品に付与している。 やがて物語は、「なぜ水季は出産しようと思ったのか?」という問いへと向かっていく。彼女の同僚だった津野(池松壮亮)に尋ねてみても、その答えは分からない。それどころか、「月岡さんより僕の方が悲しい自信があります」と、あからさまに複雑な感情をぶつけられてしまう。「海を認知するのかしないのか」という、遠くない未来にやってくる<決断>のときにあたって、津野の存在は今後より大きくなっていくかもしれない。 物語の終盤では、中絶手術を受けるために水季が病院を訪れる回想シーンが描かれる。そこには、驚愕の展開が待ち受けていた。