キャサリン皇太子妃、王室行事に連日出席 エリザベス女王とダイアナ元妃のイヤリングで2人をトリビュート
先週末、第一次世界大戦の終結を記念したリメンブランスデーのイベントが開催された。がんの化学治療を終えたキャサリン皇太子妃が出席した。 【写真】歳を重ねてもブレない美貌!キャサリン妃ヘアメイクの進化・18年を振り返り
皇太子妃は11月9日(土)にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたフェスティバル・アット・リメンブランスデーにウィリアム皇太子と共に出席。チャールズ国王やアン王女らと共にロイヤルボックスで大戦で亡くなった兵士たちを追悼した。
化学治療を終えたことを9月に発表して以来、皇太子妃が大きな王室行事に出席するのはこれが初。ちなみにカミラ王妃は呼吸器系の疾患のため先週半ばから公務を休んでいたが、残念ながらこの日も欠席だった。
フェスティバルでは追悼のために演奏された讃美歌に皇太子妃が涙をこらえるシーンもあった。この日皇太子妃の耳元を飾っていたのはドロップタイプのパールのイヤリング。これはジュエラーのコリングウッドがダイアナ元妃に結婚祝いとして贈ったもの。元妃は自分の結婚式に向かうときをはじめ、度々このイヤリングを公の場所で着用していた。皇太子妃も公式晩餐会など特に重要な公務でこのイヤリングを着けてきた。
さらに翌日10日(日)にはロンドンのホワイトホールにある戦争記念碑、ザ・セノタフで行われた記念式典に出席。ソフィー妃とバルコニーに並び、国王と皇太子、アン王女が記念碑にポピーのリースを捧げる様子を厳かな表情で見守った。
皇太子妃はこの日、エリザベス女王の残したジュエリーコレクションの中からパールのイヤリングをチョイス。バーレーンの首長から結婚祝いとして送られたイヤリングで、女王は公式ポートレートなどの撮影時に度々これを着用していた。ダイアナ元妃やソフィー妃もこのイヤリングを借りていたことがあるが、2016年に皇太子妃がリメンブランスデーの式典で着けてからは他の人は誰も使用していない。
式典中には皇太子妃と妃が微笑みながら言葉を交わす場面もあった。以前から皇太子妃と妃は仲がいいことで有名。退場するときには妃が皇太子妃の背中に優しく手を当てるシーンも目撃された。
先週まで皇太子は気候温暖化対策のために立ち上げたアワード、アースショット賞の発表のために南アフリカを訪れていた。訪問中最後のインタビューでは今年1年を振り返り、「残酷な年だった。これまでの人生で一番つらい年だったかもしれない」と語っていた。もちろんそれは皇太子妃と国王の闘病を踏まえてのこと。土曜日のフェスティバルでは皇太子妃を気遣うように背中に手を回す場面も目撃されたという。新聞「デイリーメール」が報じている。これから皇太子妃も徐々に公務へ本格復帰すると見られている。2人の素敵なシーンに期待したい。