『御上先生』生徒紹介第5弾 矢吹奈子、山下幸輝、豊田裕大、山田健人、夏生大湖
1月19日から放送される松坂桃李主演のTBS日曜劇場『御上先生』。松坂演じる御上が担任を務めることになる隣徳学院3年2組の生徒29人を紹介するリレー企画の第5弾が公開された。 【写真】隣徳学院3年2組の生徒29人 本作は、「日本の教育を変えてやろう」という熱意を持ったエリート文科省官僚が高校教師となり、令和の18歳とともに、日本教育にはびこる権力争いや思惑へ立ち向かう、オリジナルの学園ドラマ。松坂とは映画『新聞記者』でタッグを組んだ詩森ろばが、初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。 松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。そんな中、御上は新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられる。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と御上は自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。 第5弾として登場したのは、出席番号25から29までの生徒5人。矢吹奈子(晴山奈緒役)、山下幸輝(冬木竜一郎役)、豊田裕大(宮澤涼役)、山田健人(村岡渉役)、夏生大湖(和久井翔役)が演じるキャラクターの性格と自身の意気込みについてコメントを寄せている。 ●矢吹奈子(晴山奈緒役) ・紹介 クラス一の陽気な人気者。活発で行動力があり女子力高め。横浜国立大学志望だが、成績が下がってきて焦っている。 ・部活 元ダンス部 ・好きなモノ・コト SNS、K-POP ・クラスメモ 綾瀬(大塚萌香)と仲良し。 ・コメント オーディションに合格したと聞いたときは本当に驚きましたし、歴史ある日曜劇場の作品に参加できるということがうれしかったです。私が演じる晴山奈緒は陽気なキャラクターで自分とはかなり違う性格なので、クランクインのときから積極的にクラスのみんなに声をかけるよう意識しています。撮影現場では松坂桃李さん、吉岡里帆さん、そして28人の生徒役の皆さんからたくさん学んで吸収して、成長できるように、この時間を有意義なものにしていけるよう頑張っています。この作品を見て、みんなで問題に向き合って考えていく機会が増えていったらうれしいです。 ●山下幸輝(冬木竜一郎役) ・紹介 皮肉屋で理屈っぽい性格で、つい正論を言ってしまう。クラスでは目立たないが、発言力がある。 ・部活 元数学部 ・好きなモノ・コト RPG系ゲーム ・クラスメモ 金融関係の職に就きたいと思っている。 ・コメント 出演が決まり、素直にうれしかったです。『アンチヒーロー』(2024年)で初めてご一緒させていただいた飯田和孝プロデューサーや、『君の花になる』(2022年)からお世話になっている宮崎陽平監督と、再びご一緒できることにもすごくワクワクしています。この環境でお芝居ができることに自信と緊張感を持って撮影に臨んでいます。学園モノは撮影現場の空気感が作品にも影響すると思うので、2年生からの持ち上がりクラスの3年2組の仲を表現できるように、生徒役の皆さんと仲良くなろうと思っています。役作りではエリート進学校ならではの単語を調べたり、冬木竜一郎のように頭が切れるキャラクターを日々研究しています。これほど普段とギャップのある役柄を演じるのは初めてなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみです。生徒役の皆さんも面白い方たちばかりですし、難しいセリフに詰まったときも声を出し合える温かい撮影現場です。御上先生は「考える」ことの大切さや、それが自分や周りの人、そして未来をも変えることにつながると教えてくれます。御上先生の思いが生徒に伝染し、29人の高校生の顔つきが変わっていく姿をぜひ見届けてください。 ●豊田裕大(宮澤涼役) ・紹介 要領の悪いことが嫌い。正義感があり、自分の思ったことをハッキリと言うタイプ。 ・部活 元軽音部 ・好きなモノ・コト 邦楽ロック ・クラスメモ 慶應義塾大学志望 ・コメント 日曜劇場に出演できると聞いたときはかなりうれしかったです。まさか自分が出られると思っていなかったので、とにかく一生懸命に自分にできるお芝居をしようと思いました。役作りでは、自分の高校時代のアルバムを見たり、宮澤涼が好きな音楽を聴いたりしています。また、劇中に自分が知らない内容の話が出てくることもあり、それを自分なりに調べたり、周りの生徒や先生に対して宮澤がどのような思いを持っているかを想像するようにしています。撮影現場では生徒同士が休憩時間になると話をしていて、まるで本当の学校のよう。和気あいあいとしていますが、松坂さんを筆頭に、お芝居をするときには集中して取り組んでいます。また、ケータリングが充実していてとても助かっています!僕たち自身のパートはもちろん、全体を通して見ていただきたいです。パートごとに学べることがあって、毎回考えさせられたり発見することがあると思います。それぞれの役のフィルターを通して見ていただいても、とても面白いと思います。 ●山田健人(村岡渉役) ・紹介 元生徒会長でリーダーシップの持ち主。勉強がすべてではなく、人生でプラスになることに前向きに取り組む。クラスのバランサー。 ・部活 元生徒会 会長 ・好きなモノ・コト おしゃべり ・クラスメモ 高校2年の夏から戸隠(野内まる)と交際中。 ・コメント 人生で一番力を入れて頑張った瞬間が今回のオーディションでした。なので、受かったと聞いたときはホッとした反面、これまでお芝居を通して関わってくださった方々への感謝で涙が出ました。本作が社会に対して鋭く問いかけていく強い覚悟と姿勢を、台本を通して感じ、僕も同じ熱量を持って臨もうと心に決めました。村岡渉という人間を正面から見つめ、日常生活から自分と重なる部分を探して過ごしています。役作りで最初に行ったことは、「頭の閃きの回転を速くする」こと。日常から彼と同じように二手三手先を読み、彼なら何をするか、どんな動作をして何を感じるかを日々研究しています。撮影現場はみんなで話し合って協力し合える雰囲気があり、柔らかく広い心で受け止めてもらっています。僕たちの成長が作品の向上に直結していると感じる環境で、日常そのものがまるで学校生活のよう。全員が脚本の課題に向き合い、時に真剣に、時に青春のように感じてます! 本作の魅力は、これまで見て見ぬふりをしてきた社会の本質を、出演者と視聴者全員で考えられること。生徒全員で表現する18歳の「それぞれの本当の自立」や「広がっていく生き方」を見ていただきたいです。村岡としては元生徒会長というポジションに縛られず、クラスの状況を明るくするお調子者の一面や、この環境をどうにかしたいけどできない葛藤。クラスメイトからの思いをピュアに受け止める姿。そういった部分を大切にしていきたいと思っています。 ●夏生大湖(和久井翔役) ・紹介 全国模試一位の開校以来の秀才。クールで群れない性格。クラスメイトからは勉強面で頼られている。 ・部活 帰宅部 ・好きなモノ・コト 哲学書、クイズ、アイドル ・クラスメモ 賢すぎる。隣のクラスに幼なじみの彼女がいる。 ・コメント 出演が決まったとき、自分を1つ認めていただけた気持ちでとてもうれしかったです。役作りは、まず和久井翔という人間が発する言葉、そこから見える人物像を考えました。合理的上品さ、そんな言葉が似合う人だと思います。無駄のない思考と、新しいものにワクワクしてしまう和久井が作品にどう影響してくるのか。そしてその先にある本作の本質的なメッセージをよく“考えて”見ていただけたらうれしいです。『御上先生』の撮影現場は、温かく活気があり、真剣な笑顔と熱意のある方々で溢れています。とにかく楽しく、放送が楽しみです。
リアルサウンド編集部