台北市長、麻生氏と会談 国民党ホープ就任後初来日
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台湾台北市の蒋万安市長は15日来日し、東京都内の自民党本部で麻生太郎副総裁と会談した。関係者によると、日台双方の交流促進を確認した。 市長就任後の来日は初めて。蒋氏は蒋介石のひ孫に当たり、対中融和路線の最大野党、国民党の若手ホープ。東京都主催のイベントへの出席が来日の主な目的だが、次回以降の総統選で同党有力候補の一人と目されており、日本政界との関係構築を図る狙いもある。 台北市によると、会談では麻生氏が地元九州の話題に触れたのに対し、蒋氏は「福岡市や他の日本の都市と台北市の協力関係を、一層推進してほしい」と伝えた。