【平和島ボート 第43回日本モーターボート選手会会長賞】中村泰平 初日2連対発進「いい調整ができた」
ボートレース平和島の6日間シリーズ「第43回日本モーターボート選手会会長賞」が26日、開幕した。 中村泰平(28=愛知)は、1号艇の前半5Rを逃げ切って快勝。5コース発進となった12R選抜戦は、混戦の1周2マークを鋭角ターンで切れ込み2着。2連対スタートを決めた。 「足はいいけど乗りにくい」と話していた初戦の後、念入りに調整を施した。その結果「後半はいい調整ができました。安心して乗れる操縦性があったし、押し感もありましたね」と課題が改善。意図するターンができる足回りに仕上げてきた。 級別の前期(5~10月の半年間)はフライングを2本切って苦しんだ。来期(2025年前期、来年1月1日から)はA1からB1へ陥落してしまうが「足かせがなくなって今は気持ち良くレースができています」。好調時の走りを取り戻して、前節の地元・蒲郡で通算5回目の優勝を飾った。 2日目の出番は7R6号艇の1走。不利な大外枠からの戦いでも、今の状態をキープできれば好戦必至だ。ダイナミックな攻めで1Mを席巻するか。