【RIZIN】「審判殴られるところ初めて見た」レフェリーの制止を“ガン無視”で殴り続け…まさかの暴挙に会場騒然 複数がクリーンヒット
ノーコンテストが続く“イランの暴獣”が、体重16キロ差マッチで制止を無視してレフェリーにパンチを見舞う暴挙。会場のさいたまスーパーアリーナ、SNSが騒然とする事態となった。 【画像】モロ被弾するレフェリー(複数カット) 2024年12月31日(火)にさいたまスーパーアリーナで「RIZIN DECADE」雷神番外地が開催され、第7試合100キロ契約RIZINスタンディングバウト特別ルールで、安保瑠輝也(朝倉未来チーム)とシナ・カリミアン(平本蓮チーム)が対戦。安保がカリミアンに3-0の判定勝ちを収めた。 安保は第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座で、2022年6月の『THE MATCH 2022』以来しばらく試合から離れていたが、24年2月の『BreakingDown』で元K-1ヘビー級ファイターのシリル・アビディと対戦しKO勝ちすると、5月にRIZINでブアカーオとドロー。9月には宇佐美正パトリックに判定勝ちした。 一方のカリミアンは2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」で初来日。トーナメントを制して初代王者となった。2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れて手放したが、2021年3月のダイレクトリマッチでK-JeeをKOし、王座を奪還。その後は、反則勝ちも含めて5連勝。だが、直近2試合は再三に渡るローブローなどにより、ノーコンテストが続いていた。 前日計量では安保は81.15キロ、カリミアンは97.75キロでクリア。体重差約16.6キロとなり、SNSでは「安保死ぬぞ」とのコメントがあったが、安保は「俺の試合を見たいと思っているファンがいるんで全力で戦います」と意気込みを語っていた。 試合開始とともに様子を見ながらジリジリと攻める安保。カリミアンはガードを固めてパンチは打たず、途中からは何かを喋りながらノーガードで安保を煽る。実況からはラウンド合間に「口ばっかりで手が出ない!」と皮肉られる始末。そのまま最終6Rまで進んだところ、カリミアンは反則となるバックブローを放ち減点を告げられる。その後、安保が負けじとバックブローを返した所、激昂したのかレフェリーが割って入るも打ち合いを続け、パンチがレフェリー・長瀬達郎に3発もヒット。 リング上には他のレフェリーが流れ込み、一度インターバルが取られる始末。安保から“反則王”とも揶揄されていたカリミアンの暴挙に会場はブーイングも入り混じり騒然。解説席の川尻達也からは「ガッツリ反則ですね」と批判された一方、反則のスローモーションを見ていた実況アナウンサーからは「打たれ強かったのはレフェリーの長瀬達郎ですよ!これに耐えたんですから」と称賛しされていた。SNSのコメントでは「カリミアン反則しすぎ笑 審判シバいてるやん」「審判殴られるところ初めて見た」とざわついていた。
ABEMA TIMES編集部