米国がパナマに敗れる波乱 コパ・アメリカ8強へ黄信号
【AFP=時事】サッカーのコパ・アメリカ(2024 Copa America)は27日、各地でグループCの試合が行われ、開催国・米国がパナマに1-2で敗れる波乱があった。 【写真】一発レッドになり、ユニホームをかぶるウェア 米国は18分にボールのないところでティモシー・ウェア(Timothy Weah)が相手のロデリック・ミラー(Roderick Miller)をぶったとして一発退場となったのが響いた。 ウェアの退場から4分後にはフォラリン・バログン(Folarin Balogun)が先制点を挙げたが、結局はパナマに数的優位を生かされ、セサル・ブラックマン(Cesar Blackman)とホセ・ファヤルド(Jose Fajardo)のゴールで逆転された。パナマも終盤にアダルベルト・カラスキージャ(Adalberto Carrasquilla)がクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)への激しいタックルで一発レッドカードを受けたが、そのまま逃げ切った。 これで米国が準々決勝に進出するには、ウルグアイとのグループ最終節で引き分け以上が必要になるのがほぼ確実になった。ウルグアイは同日、ボリビアに5-0で大勝して8強入りが決定的になった。 米国を率いるグレッグ・バーハルター(Gregg Berhalter)監督は試合後、ウェアの退場が試合の流れを決めたとし、「ティミー(ウェア)の愚かな判断によって1人少ない状況になったのは残念だ」と嘆いた。 ウェアもソーシャルメディアで「一瞬のフラストレーションが取り返しのつかない結果につながってしまった。チームメートやコーチ、家族、ファンに深く申し訳なく思っている」と謝罪した。【翻訳編集】 AFPBB News