若山耀人容疑者の叔父は「私から見れば普通の20歳で…」 成人式で同級生に見せていた“異変”とは
一晩でボトル2~3本
別の同級生が言う。 「向こうであまり友達ができず“なじめない”と言っていた。長期休みの度に岐阜に帰ってきては、こっちの友達と遊んでいました」 中学卒業後は通信制高校に進学したというが、 「その頃になると、髪の毛が金色になったり、銀色になったり……。やがてインスタも更新するようになりましたが、まだ20歳前なのに、タバコを吸ったり、酒を飲んだりするストーリーが上がっていました。彼女とデートしているところも……」 その少し前に当たる20年、16歳の時に若山容疑者は、所属する大手芸能事務所を実は退所していた。上京の目的を失い、友人もいない――そんな彼にとって“居場所”となった店がある。 「若山はうちのクラブの常連客でした」 とは、彼が頻繁に通った都内クラブの関係者である。 実はこの店、4人の容疑者、すなわち、佐々木光(28)、平山綾拳(りょうけん・25)、姜光紀(カングァンギ・20)、そして若山の“接点”となった店だった。 「若山はいつも週末になると4人くらいのグループで来ていました。その中に姜もいた。日付が変わる頃に来店して“ウェーイ”と朝7時半ごろまで騒ぐ。サッカー選手らしい人を連れて来ることもありました」 昨年の夏ごろからは、 「VIP席で見かけるようになりました。一晩でボトル2~3本を空けることも。料金は1回10万円前後になりますが、支払うのはいつも姜でした」 そのVIP席の同じく常連だったのが平山容疑者である。 「彼の仲間は非常に柄が悪く、タトゥーというより、入れ墨が全身にがっつりと入っているヤクザ風の男ばかり。スタッフに悪態をつくこともありました」
叔父は「普通の二十歳の子でした」
この店は、都内でも客層の悪い店として知られ、警察沙汰になることもしばしば。こうして都会の闇に堕ちた若山容疑者は、ついには凶悪事件にまで引きずり込まれることになったわけだ。 地元に住む、若山容疑者の母方の叔父は言葉少なに言う。 「驚き以外の何物でもありません。成人式で帰ってきた時に会ったけど、そこまで変わった様子もなく、私から見れば普通の二十歳(はたち)の子でした。姉とも連絡は取っているけど、事件のことは何も聞けないね……」 関連記事「『宝島さんの会社の登記簿に“気になる動き”が…』 那須2遺体事件、関根容疑者の動機は…『夫妻が亡くなって一番得をするのは彼』」では、夫妻の「パシリ」だった関根誠端(せいは)容疑者の動機について、夫妻とトラブルを抱えていた人物の証言などと併せて詳しく報じている。 「週刊新潮」2024年5月16日号 掲載
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