上野さんが270センチで優勝 鴨川で県長ヒョウタン競技会(千葉県)
ヘビのように育つヒョウタンの長さを競う「第7回県長ヒョウタン競技会」が、鴨川市宮山の「里のMUJIみんなみの里」で開かれた。同市の上野貢司さん(63)が、270・0センチで、4年連続、5度目の優勝を果たした。 「ジャンボカボチャでまちおこし」に取り組む鴨川ジャンボかぼちゃ研究会のメンバーらが、新しいまちおこしで長ヒョウタンに目を付け、「重さを競うカボチャに続き、長さを競うヒョウタンでも日本一を目指そう」と、県長ヒョウタン研究会を立ち上げ、栽培を開始。全国組織の長瓢箪(ひょうたん)競技会の公認を受け、地方大会として続けている。 今年は、同市内をはじめ大網白里市、白子町、長生村などから計17個がエントリーし、同施設の開発工房脇に並べられた。同研究会の会員が、一つ一つメジャーで測定する“大蛇”級を、買い物に足を運んだ観光客も興味津々といった様子で見物していた。 優勝した上野さんは、全国大会の長瓢箪競技会で公認1位の323・8センチの記録を持っている。「ジャンボカボチャに続き、全国に誇れるイベントとして盛り上げていきたい。地域の皆さんも挑戦を」と話している。 他の上位者は次のとおり(かっこ内は住所、長さ)。 =敬称略 ▽準優勝=高梨義則(いすみ、268・6センチ) ▽3位=西川彰(勝浦、257・5センチ) ▽4位=長嶋武一郎(白子、248・1センチ) ▽5位=若菜義人(大網白里、245・6センチ)