大阪市“最後の負の遺産”「なにわの海の時空館」 あす26日に事業者に引き渡しへ 閉館から8150万円の維持費
ABCテレビ
大阪市の最後の「負の遺産」があす26日、事業者に引き渡される予定です。 「なにわの海の時空館」は入館者の低迷が続き、2013年に閉館しましたが、その後、施設を活用する事業者が見つからず閉館から、約8150万円の維持管理費がかかっていました。 3回目の事業者公募で、大阪市内の観光コンサルタント会社が事業予定者に決定し、去年12月には契約を結ぶ予定でしたが、契約保証金納付の段取りがつかず、締結が遅れていました。 大阪市によりますと、25日までに建物の売買契約や土地の賃貸契約など、事業者とのすべての契約手続きが完了したということです。 市は、あす26日にも建物を引き渡す予定です。 事業者は今後、建物を日本文化と最先端技術が融合した体験型ミュージアムに活用するとしてます。
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