ギャルっぽさにこだわる「ダンダダン」綾瀬桃コスプレイヤー「イヤリングはプラ板を加工して作りました」<池ハロ2024>
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。10月25日~27日にかけて東京・池袋の東口エリアで開催された大型イベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2024」(池ハロ2024)には、過去最多となる16万1000人ものコスプレファンが来場。街中でのコスプレパレードやギャザリング、各種ステージ企画なども実施され、会場は連日大盛り上がりとなった。 【写真】「DEATH NOTE」弥海砂のコスプレを披露した月城せいにゃんさん WEBザテレビジョンでは、そんな「池ハロ2024」に取材参加し、各エリアを彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。 ■「池ハロ2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは? ■「ダンダダン」綾瀬桃/クオンさん 今期アニメの「ダンダダン」が面白くて、“アニメコスをするならモモちゃんをやりたい!”と思い、イベント前日に急きょ、衣装とウイッグを用意しました。使い回しの古いウイッグなので、カットした際に少し禿げてしまったんですけど、何とかごまかしつつ、こちらの形に仕上げました。イヤリングは100円ショップで買った色つきのプラ板を加工して作成。ポーズは格好良い感じで、ギャルっぽく撮ってもらえるようにいくつかパターンを考えてきました。大勢の方に撮っていただきましたが、その中でも特にスマホを持ったポーズの写真がお気に入りです。 ■「DEATH NOTE」弥海砂/月城せいにゃんさん 9年ぶりに大好きなミサミサ(弥海砂)のコスプレをしました! こだわったポイントは、地毛で再現したミサミサの髪形です。最初はウイッグで特徴的なハーフツインテールを作ろうとしたのですが、色味と髪質がどうもしっくりこなくて…。「こうなったら地毛で再現するしかない!」と思い、6時間半と6万円をかけて、肌なじみの良いくすみ系の金髪にしてきました。 メークやカラコンの色味、衣装&小物の造形は、アニメ版のミサが初めてライト(夜神月)の家に行ったときのビジュアルを参考にしています。ネイルも数時間かけて、ミサミサの雰囲気に合うように自分で作成しました。これらに加えてポーズや表情も、アニメや漫画を何度も見返して忠実に再現したつもりなので、注目してもらえるとうれしいです。今回はめちゃくちゃ頑張ったので、コメントが長くなってしまってすみません! ■「2.5次元の誘惑(リリサ)」ノキエル/あおたややさん スタイルが良く見えるように、体作りを頑張りました! ■「2.5次元の誘惑(リリサ)」リリエル/Chieさん 力を入れたのはウイッグ作りです。前髪から顔まわりにかけて毛量多めのキャラクターなので、毛束をプラスして。髪のボリュームを再現しつつ作成しました。 ■「2.5次元の誘惑(リリサ)」アリエル/針原きるけさん 普段はあまり肌を出したコスプレをしないので、まずは体作りから始めて。“併せ”が決まってから1カ月ほどかけて、体重を4キロ落としました。ちなみにイベント前日は、むくみを取るために玉ねぎを2玉、お酢で茹でただけのものを食べて過ごしました。 それと、メークとウイッグにもこだわりがあって。メークに関しては、アリエルは(同じ作品に登場する)他のキャラより少し肌の色が濃いため、普段よりもファンデーションをワントーン暗くしています。オレンジのチークで髪の色となじませているのも注目してほしいポイントです。ウイッグに関しては、動き回って絡むことを考慮して、あらかじめ毛の量を半分くらいに梳いてきました。表面に椿オイルのスプレーをかけてツヤを出しているのも、私なりのこだわりです。 ■「2.5次元の誘惑(リリサ)」安部まりな/まきほさん アイラインをいつもより長く引いたタレ目メークがポイントです。それと撮影の際は、お姉さん感のある優しい表情を意識しました。作中に登場するマイクも用意して、“文化祭時のまり姉”を再現したんですけど、気付いてくださる方が多くてホッとしました。 ■12月29日・30日には「コミックマーケット105」も開催 こうして大盛況のうちに終了した「池ハロ2024」に続き、今月末には世界最大規模の同人誌即売会であり、コスプレが楽しめる年内最後の大型イベントでもある「コミックマーケット105」(コミケ105/12月29日[日]・30日[月]、東京ビッグサイト)の開催が控えている。 はたして「コミケ105」の会場では、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 気になる方は会場まで足を運び、自身の目で直接確かめてみてはいかがだろう。 ◆取材・文=ソムタム田井