AIがあれば「国語力」は要らない? テクノロジーの時代こそ「国語力」が必要な理由
国語力で「自分」をアップデートできる
国語力が上がると、考え方も感じ方も想像力も、すべてがベースアップします。 自分というOSをアップデートする、もしくはスマホを最新機種に変更するイメージでしょうか。使えるアプリの数も、ディスプレイの美しさも変わりますよね。 毎日のすべての行動が、よりスムーズに、よりクリアになっていきます。 「自分」という存在の持つ可能性を最大限に発揮するための心臓部分が、国語力です。 国語力は、国語という教科を超えて、私たちの日常のあちこちに存在しています。 例えば、周りに「この人の話は面白いし聞きやすいな」「伝わりやすい文章だな」「この人は自分のことをよくわかってくれているな」と感じる人がいたら、その人は十分に高い国語力を持っていると言えます。 また、昨今はAIの進化も著しく、今後は子どもたちもChatGPTやGoogleなどの生成AIを活用していく機会が増えていくと思われます。 AIを有効に使うにも、国語力をベースとした言葉を駆使する力が必要です。
中本順也