前髪に迷ったら「カーテンバングス」がおすすめ! おしゃれセレブのお手本ルック3選
カーテンバングスは、髪全体を劇的に変えずとも簡単にスタイルをアップグレードできる万能な前髪。再びトレンドに返り咲いたカーテンバングスのスタイリング法とお手本となるセレブたちのルックをUK版「ELLE」より紹介。 【写真】セレーナ・ゴメスほか、セレブの前髪カタログ32! 透け前髪からスーパー短めバングまで
2024年はカーテンバングスがIN!
これまで、前髪は必ずしも万人から支持されてきたというわけではない。ボブやショート、ロブなど、あらゆる髪型にネーミングがある一方で、美容業界や映画、さらにはスポーツ界において、前髪は一貫して“前髪”と同じ呼び名で呼ばれていたし、大胆なイメージチェンジをしたところで、その決断には大抵後悔がつきまとうものだった。 しかし、そんなイメージを一新するのがカーテンバングスだ。2024年秋冬のランウェイ以降、セレブやファッショニスタたちの間で話題となり、今や最もクールで気軽に挑戦できるヘアスタイルとして注目を集めている。 現代のカーテンバングスは、以前のファラ・フォーセットやジェーン・バーキンにインスパイアされた時代に比べ、質感はより柔らかく、スタイリングも簡単。自然乾燥でナチュラルな仕上がりを楽しむことができ、“さっき起きたばかり”というリラックスした雰囲気を演出できる。
Q. カーテンバングスの特徴を教えて
「カーテンバングスは、簡単に言うと長めの前髪スタイルを指します。一般的にはカーテンのように真ん中で分けるか、顔の両側を優雅に縁取るようにカットして作ります」と話すのは、「ハーシェソンズ」のシニアスタイリストのグレース・アメリア。 「昔ながらの切り揃えた前髪よりも柔らかく進化したカーテンバングスは、簡単にスタイリングできます。その秘密は、それぞれが持つ髪質と毛量に合わせてカットしているからです」と、アメリア氏。髪全体を劇的に変えずとも、簡単にスタイルをアップグレードできる秘密はここにある。 「自分の髪質やスタイリングのニーズに合わせてスタイリストにオーダーすることが大切です」
デイジー・エドガー=ジョーンズ
ロンドンのテート・モダンで開催された「グッチ」の2025年クルーズコレクションには、多くのAリストセレブがフロントロウに駆けつけた。なかでも、ドラマ『ノーマル・ピープル』の俳優デイジー・エドガー=ジョーンズのスタイリングには目を引くものがあった。 彼女はキャメル色のレザーミニドレスに、柔らかいカーテンバングスを選択。切りっぱなしのフルバングスから一転、この新しいカーテンバングスは柔らかくて絶妙なバランス感を演出。レングスにもビーチウェーブが施され、ナチュラルで洗練された仕上がりになっている。