「災害のない年を願う」 消防出初式で放水技術披露し新年の誓い 三重・紀北町
消防団の仕事始め「消防出初式」=紀北町(三重テレビ放送)
消防団の仕事始め「消防出初式」が4日、三重県紀北町で開かれ、消防団員らが防災への意識を新たにしました。 紀北町消防団の消防出初式は県内でも早い4日に毎年開催され、今年は344人の団員の内120人が参加しました。 紀北町の尾上町長らによる服装点検と車両観閲が行われた後、団旗を先頭に来賓の前を行進し、団員らの士気を高めました。 尾上町長は「災害に対応できる心身の鍛錬や技術錬成につとめ、なお一層の活躍を期待する」とあいさつしました。 また、式典では長年にわたり消防団活動に尽力してきた団員らの表彰が行われたほか、去年7月に開かれた三重県消防操法大会に出場した団員らによる小型ポンプを使った放水技術も披露されました。 世古勝典団長は「今年は災害のない年、活動機会の少ない年を願っている。自然災害はいつ発生するか分からないので日頃から十分注意をしながらやっていきたい」と話していました。