【NFL】ドルフィンズファンのブーイングには驚かなかったとマクダニエルHC
マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルは現地9月30日(月)に31対12でテネシー・タイタンズに敗れた試合の途中に地元ファンからブーイングを浴びせられたことに驚かなかったようだ。
チーム公式記録によると、マクダニエルHCは火曜日にブーイングについて「驚いたわけではなかった。投資してきた人々は、この組織が経験してきたような苦境にあるチームのことも信じるしかないと思う。私はそれを軽く見ていない。だから、予想していなかったと言えば、それは不誠実になるだろう」と述べたという。
就任3年目のマクダニエルHCは高い期待を寄せられながらシーズン開幕を迎えたが、ドルフィンズは早くも厳しい状況に直面している。シーズン第5週にニューイングランド・ペイトリオッツとの対戦を控えているドルフィンズの現在の戦績は1勝3敗だ。
クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアのケガはシーズン序盤の苦戦の一因になっているものの、それがすべての原因ではない。ドルフィンズは4試合を通じて、特にフロントラインで、攻守両面で苦戦している。
ドルフィンズはシーズン第4週を終えた時点で、NFLで唯一、リードを奪えなかったチームになっている。前回、4試合を通じてリードを築けなかったのは、2017年のクリーブランド・ブラウンズ(0勝16敗でシーズンを終えた)だ。この数シーズンに勢いのあるスタートを切ってきたドルフィンズだが、現在はプレーオフを含めて過去7試合中6試合で敗北を喫している。
月曜夜、地元のファンは不満を口にした。
マクダニエルHCは「最悪なのは、何週間も負けたことで気分が損なわれている人がいて、それを自分ではコントロールできないということだ」と述べている。
「つまり、そういう状況は楽しくない。自分が指導していないチームの試合で応援しているときに失敗があると、指導して実際に問題を解決できるときよりも、強い怒りを感じることがある。それは当然のことだ。大きいリーグだからね。盲目的な支持を受ける権利があると感じるのは、私の好みではない。仕事をして、問題を解決し、できるだけ良い方向に修正していく必要があると思うし、必ずしも何かを与えられるべきだとは思わない。人々は信じる理由を与えたときに信じてくれるんだと思うし、その人たちが支持をやめたら・・・」