元STU48岩田陽菜が舞台『けものフレンズ』に出演「大きく見えるような演技を意識している」
2024年11月8日(金)~17日(日)、「品川プリンスホテル クラブeX」にて上演される舞台「『けものフレンズ』JAPARI STAGE!~きみのあしおとがまたきこえた~」に元STU48の岩田陽菜さんが出演する。2.5次元の舞台に初めて出演するという彼女に意気込みを聞いた。 【写真】STU48卒業後、初めて舞台に出演する岩田陽菜に意気込みを聞いた ――出演が決まったときの気持ちを教えてください。 「けものフレンズ」は7年前ぐらいからずっと見ていて、すごくかわいいなと思っていた作品でした。まさか自分が「けものフレンズ」のフレンズになれると思ってなかったので、めちゃめちゃうれしかったです。 舞台はやってみたいと思っていて、自分にできるかなという不安もあったんですけど、アニメとか漫画が大好きなので、2.5次元の世界に自分が入り込んで演じられるというのは、めちゃめちゃ楽しみだなって思いました。STU48を卒業してからすぐに好きなことができて幸せです。 ――今回どんなフレンズを演じるんですか。 シロナガスクジラを演じます。私はちっちゃいんですけれども、実際のシロナガスクジラは大きいので、大きく見えるような演技を意識して頑張ってます。演技するときになるべく手を大きく広げたりとか、包容力があるように見せたりとかしています。泳いで帰るシーンもあるので、大きく見えるように動いていますので注目してください。 みんなのお母さんと言われているような性格なんですけど、私がこの舞台に出演するメンバーの中で一番年下ということで、リアルな年齢のこともちょっと混ぜ込んで、無理してお母さんを演じている感じでいいよと監督さんから言われてますので、ちょっと無理して頑張ってお母さんを演じてるみたいな感じになってます。 ――岩田さんは実家でうさぎのクシュちゃんを飼ってますのでお母さんの気持ちはよくわかりそうですね。 はい。クシュもそうですけど、9歳離れた妹がいるのでめちゃめちゃお母さんをやってました。その経験を活かして、セリフの言い方とかも優しい感じに伝わるようにしゃべっています。 ――衣装は着てみていかがでしたか。 しっぽがとにかく大きくて、そのフレンズの中でも一番大きいと言われたんですけど、けっこう動いたりするときに、私の尻尾でほかの皆さんの邪魔にならないようにしなきゃと心配な部分もあります。 ――あらためて、岩田さんの出演を楽しみにしている皆さんに見どころを教えてください。 シロナガスクジラ役の大きく見える演技はもちろんですが、ほかの役も演じるのでどこに私がいるか探してみてください! ――今回、本格的な舞台への出演は初めてだと思いますが、岩田さんはどうやってセリフを覚えたんですか。 最初は自分のセリフを見ながら覚えてたんですけど、舞台経験のある子に聞いたら、自分のセリフの前後を録音して、自分のとこだけを開けて、それを聞きながら自分で発する、音で覚えると覚えやすいよと教えてもらったので、それで覚えるようにしてます。私も最初はセリフが覚えられるかドキドキしてたんですけど、すぐに覚えることができてよかったです。 ――まだ稽古中だとは思いますが、自分で成長は感じますか。 日々、成長してるなと実感しているので、もっと自分のできる限り演じきりたいと思ってます。セリフの発声練習もしっかりとして、今回歌とダンスのパートもあるので、かわいく、シロナガスクジラっぽく頑張りたいと思います。アイドルを卒業して久しぶりのライブなのですごく楽しみです。 ――この舞台が終わったあとに、こんなことが変わるんじゃないかという予感はありますか。 やり切ったあとに、達成できたということですごく自信になると思いますし、もっと2.5次元の世界で演じていきたいなという気持ちが強くなるんじゃないかなっていう風に思っています。 ――最後にメッセージをお願いします。 皆さんもきっとすごく楽しみにしてくださってると思うんですけれども、私自身もこんなふうに演技ができるんだって皆さんに驚いていただけるぐらい一生懸命、演技だったり歌もダンスも磨いてステージに立ちたいと思いますので、ぜひ皆さん、その姿を見ていただけたらいいなと思います! 撮影・取材・文=野木原晃一