能登町白丸郵便局 震災遺構へ
北陸朝日放送
能登町は、能登半島地震で最大4.9mの津波が押し寄せた 能登町白丸地区にある白丸郵便局を震災遺構として保存することを決めました。 海岸からはおよそ15m離れた場所にある白丸郵便局は、 木造平屋建ての郵便局で1994年に現在の建物に改築されました。 白丸地区は、能登半島地震による津波が町内で最も高い4.9mを観測。 能登町は、所有者からの寄贈を受け、震災遺構として郵便局を残すことに決めました。白丸郵便局は、人気コミックの表紙を飾るなど震災前から人気スポットとして 県内外からファンが訪れる場所でした。 能登町は今後、建物の内部を修繕した上で津波の痕跡を保存し、 津波の高さを示す看板などを設置する予定です。