“子どもに体罰”のぬれ衣…韓国・テコンドー師範の無実、防犯カメラ映像が証明した
【05月24日 KOREA WAVE】韓国で子どもに体罰を加えたという「ぬれ衣」を着せられたテコンドー道場の館長が、無実であることを示す防犯カメラ映像を掲載し、反撃に出た。 あるオンラインコミュニティに18日、「子どもを暴行する世宗市(セジョンシ)のテコンドー館長」というタイトルの投稿があった。 子どもの顔の写真を見ると、額にこぶができ、赤く腫れ上がっている。投稿者は「テコンドー館長が知り合いの息子に暴力を振るった。館長が教えている時に立腹し、体罰を加えた。ほほを2回殴られ、殴られて転がった時にこぶができたという」と続けた。その後、この情報は世宗市のママカフェ(母親たちのコミュニティーサイト)で拡散し、騒ぎが大きくなった。 すると館長は翌19日午前、同じコミュニティに「その館長です」と名乗って反論した。館長は「原因は兄弟げんかだ。私は殴っていないし、けんかを止めた」と主張し、防犯カメラ映像を提示した。そこには、道場の出入り口で帰りの車を待っていた男児2人が殴り合う様子が映っていた。 館長は「投稿者のおかげで、言い表せない苦痛を受けている。告訴状を提出した。和解はしない」と話した。 ネットユーザーたちは「絶対に和解してはいけない」「防犯カメラがなかったら悪者にされるところだった」「まともに調べもせず人の人生を台無しにするような文を書くなんて」などのコメントを寄せた。 投稿者は19日午後、コミュニティで「私によって傷ついた全ての方々に謝罪申し上げる。責任を負う」と許しを求めた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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